Microsoftの広報担当コーポレート・バイスプレジデント
マイクロソフトの次期Windows、開発コード名は「Windows Blue」
米国Microsoftが、Windows 8の次期アップデートの開発コードが「Windows Blue」であることを初めて公式に認めた。
Windows 8の後継OSとなるWindows Blueは、数カ月前から採用情報や面接でのやりとりなどからその名前がリークしていたが、先週末、Windows Blueの初期ビルドのとされるコピーがファイル共有サイトに出現したことで、うわさが過熱した。新OSには数々の新機能が搭載され、モダンなデザインの「Start」スクリーンがより便利になるという。
Microsoftの広報担当コーポレート・バイスプレジデント、フランク・ショー（Frank X. Shaw）氏は3月26日、同社の公式ブログTechNetで、次のように語った。
「この先の見通しについて語ると、市場に投入済みの優れた製品群という土台と、当社の今後の展開に関する明確な視野を背景に、当社のプロダクト・リーダーたちはデバイスやサービスを進展させる計画――社内での開発コード名は“Blue"――に向けて一致協力している」
ショー氏はどの製品にBlueのアップデートが適用されるのかは明らかにしなかったが、Windows 8、Windows RT、Windows Phone 8、Windows Serverのほか、複数のオンライン・サービスが対象になるとうわさされている。さらに同氏は「継続的な開発サイクルを保つことが、新生Microsoftのスタンダードになった」と述べた。
またMicrosoftは同日、開発者向けコンファレンス「BUILD 2013」の日程を発表した。Windows Blueの詳しい内容は、6月26日～28日に米国サンフランシスコのMoscone Centerで開催される同イベントで発表される見通しだ。
ショー氏は「我々の各製品グループは、ユーザーがどこで何をしていても、使っているすべての端末やアプリ、サービスが連携できるよう、統合された計画の下で取り組んでいる」と語っている。確かにWindows Blueに関するうわさのなかでも、クロス・プラットフォーム・アプリの開発が容易になるとの声は特に多く聞かれている。それが本当なら、BUILD 2013コンファレンスでその詳細が明らかになるだろう。
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